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ロレックスからリシャール・ミルまで、歴代マスターズ優勝者のベストウォッチを紹介。

マスターズ・サンデーは、全スポーツカレンダーのなかでも最高の日のひとつだ。私は子供の頃からゴルフをやっていたが、今は時計が仕事になっている。そしてマスターズ・サンデーには優勝者の時計を見分けるという、もうひとつのスポーツもある。時計ブランドが、ゴルフのスポンサーになることに全力を挙げているのだ。ロレックスは男子4大メジャー大会のすべてを後援しており、ロレックス、オーデマ ピゲ、ウブロなどのブランドは、ラウンド後に素早く時計を身につけ、ラウンド後の活動やインタビュー、そして願わくばトロフィー授与の際にカメラ前でつけてくれるアンバサダーを数多く抱えているのである。

 今年は嵐の影響でマスターズの終了が遅れているため、過去のマスターズ優勝者のお気に入りの時計をいくつか振り返ってみることにした。私たちは少なくとも2012年以降、グリーンジャケット受賞者の時計を観察してきたが、彼らはブランドアンバサダーであり、いくつもの素晴らしい時計を見てきた。ここではマスターズで優勝した7人の選手(合計22回のマスターズで優勝した)らが身につけている時計を紹介しよう。

タイガー・ウッズ
タイガー・ウッズ
 もちろん私たちはマスターズで5回の優勝を収めたタイガー・ウッズから始めなければならない。2019年、最新のグリーンジャケットに袖を通したとき、ロレックス ディープシー Dブルーを着用しているのを目撃した。ウッズのキャディを務めるジョー・ラカワ(Joe LaCava)氏によると、2019年の優勝後、ウッズは同氏に派手すぎて箱から出せないほどのロレックスを贈ったという。

 2011年、ロレックスはウッズとテスティモニー(ロレックス独自の用語。アンバサダーという意)を契約している。それ以来、彼がディープシーを身につけている姿は、あちこちで目撃されている。さらに数年前、ウッズは寝ているあいだにもそれを装着していることまで発覚している(そしてキーガン・アレン/Keegan Allen が自身もそうだと言ったことを覚えているだろうか?)。

ロレックス ディープシー Dブルー
 私の好きな時計エンドースメント契約のひとつに、1990年代、若き日のタイガー・ウッズがチューダーのアンバサダーに就任したというのがある。このパートナーシップでもたらしたのが、“タイガー”クロノグラフのラインナップに注目が集まったということだ。当時のチューダーのスタンダードなクロノグラフに似ているが、文字盤に“Tiger”の文字があるほか、(マスターズと同じグリーンを含む)多彩なカラーバリエーションも用意されていた。2000年代の大半をタグ・ホイヤーとともに過ごしたウッズは、2011年からロレックスと契約したのだ。

スコッティ・シェフラー
スコッティ・シェフラー
ロレックス エバーローズ GMTマスターII、“ルートビア”
 昨年のマスターズ優勝者であるスコッティ・シェフラーも、ロレックスのテスティモニーである。勝利のあと、2018年に発売されたGMTマスターIIのツートンカラーバージョンである、ロレックス エバーローズ GMTマスターII、“ルートビア”を腕に巻いている姿を捉えている。

 ウッズとシェフラー合わせると、ロレックスは過去4回行われたマスターズのうち、3回を制覇したことになる。なお松山英樹は2021年、ロレックス サブマリーナー デイト“ブルーサブ”を腕に巻いてグリーンジャケットを羽織っており、ウブロのダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson)は2020年に優勝している。

アダム・スコット
アダム・スコット
 またもやグリーンジャケットを羽織る、ロレックスのテスティモニーだ。2013年にアダム・スコットがマスターズを制したとき、彼もまたグリーンジャケットのセレモニーでロレックスのディープシーを着用しているのを確認した。それ以来、彼は完全に時計マニアになったといっていいだろう。彼は2018年のHODINKEE Radioに登場し、時計とゴルフの話について語っている(この日のリストショットは、シェフラーがマスターズ優勝時に着用していた、エバーローズのGMTマスターIIだった)。その頃、彼はヴィンテージロレックスにどっぷりハマっていたという。そしてロレックスの工場も“何度か見学”したことがあるそうだ。かの人はスイスに住んでいるくらいだ!

 今では自身のInstagramにリストショットを投稿している。最近ではミルガウスをつけてポーズまでとっている(よっぽど生産終了になったのが悔しかったようだ)。


バッバ・ワトソン
バッバ・ワトソン
リシャール・ミル RM038
2011年に実際に使用していた、草の汚れがついたバッバ・ワトソンの腕時計の写真。

2013年のマスターズに優勝したアダム・スコットは、バッバ・ワトソンの2度のマスターズ優勝に挟まれたものだった。ワトソンは2011年からリシャール・ミルのアンバサダーに就任している。RMのなかには、RM038とRM038-1トゥールビヨン、RM055など、彼の名を冠したモデルがいくつか登場している。そして2012年と2014年の優勝の際に、ワトソンはRM038を着用していた。しかし、ロレックスのテスティモニーとは異なり、ワトソンはゴルフラウンド中にリシャール・ミルを着用している姿をよく見かける。RM038はトゥールビヨンであること、ケースはオールホワイトでできており、89%がマグネシウム製であるなど、RMに求められているものはだいたい揃っている。また同モデルは50本しか製造されず、2011年のSIHHで発表されたとき、当時は52万5000ドル(当時の相場で約4190万円)で販売された。まさにドレイクがラップするような時計である。

金無垢のロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー
今年のマスターズは、2007年以来、ニック・ファルドがアナウンサーブースにいないため少し違った雰囲気になりそうだ。アナウンサーとして活躍する前のサー・ニックは1989年、1990年、1996年の計3回、マスターズで優勝を収めており、現役のキャリア時代に獲得した6大メジャー大会の半分を占めている。

ニック・ファルド
In-Depth: オーデマ ピゲ ロイヤル オーク シングルトーン&バイメタルモデルのストーリー

2018年、カーラはシングルトーン&バイメタルモデルのロイヤル オークを徹底的に深堀りした。すべては、1990年に発売されたニック・ファルドの“チャンピオンシップ”SS&タンタルから始まった。

ファルドは長年、オーデマ ピゲのアンバサダーを務めていた。1990年に全米マスターズ、全英オープンの2冠を達成した際に、APがそれを祝して、ロイヤル オークの“チャンピオンシップエディション”を限定生産したこともある。それはわずか2000本しか生産されなかった33mm径のロイヤル オーク(クォーツ仕様)で、AP社が初めてステンレスとタンタルを使用したことでも当時注目されたモデルだ。さらにキーホルダー、ロイヤル オークのカフリンクスとペンダント、ベルト、ピルケース、ベルト、タンタル×SSブレスレットを含んだ、かなり気合の入ったボックスで販売していた。なおAPは2003年にも、ロイヤル オーク ニック・ファルド リミテッドエディションを発売した。だが、これはファルドのサインが入ったゴルフボール型のローターが特徴的な、チャンピオンシップエディションには到底及ばないものだった。

これらの写真でニック・ファルドは、自身の大勝を記念してつくられた、ロイヤル オーク チャンピオンシップエディションを着用しているように見えないが、実は1枚目の写真の時計のほうがもっとすごい。ゴールドでできたロイヤルオーク パーペチュアルカレンダーを身につけているのだ。2枚目の写真ではグリーンジャケットとクラレットジャグ(全英オープンの優勝トロフィー)を持って、より落ち着いたツートンカラーのロイヤル オークのようなものをつけてポーズをとっているように見える。

ジャック・ニクラス
彼のことはHODINKEEの読者ならよくご存じだろう。メジャーでの優勝を18回(マスターズ優勝6回)果たしたジャック・ニクラウスと我々で、2017年にTalking Watchesを行っている。彼は1967年以来、ずっと同じロレックスのデイデイト Ref.1803 イエローゴールドを所有していた。つまり、18回のメジャー優勝のうち、12回はこの時計とともにしていたことになる。そしてそれを手にしてコースに向かい、小さなバッグに忍ばせたあとゴルフバッグに入れ、18番グリーンを歩きながら手首に装着し直す。その数年後、ニューヨークのフィリップスで122万ドル(当時の相場で約1億3300万円)で落札され、売り上げの100%がニクラス・チルドレン・ヘルスケア財団に寄付された。

このデイデイトを売ったあと、今度はジャックはブラック文字盤のものを購入し、今はそこに落ち着いたようである。

アーノルド・パーマー
最後に、最もスタイリッシュなゴルファーであるアーノルド・パーマーについて紹介しよう。彼は1967年にロレックスと契約し、選手にとって時計のエンドースメント契約を主流にした張本人である(実際、パーマー、ニクラス、ゲーリー・プレーヤーは、多くのアスリートのエンドースメント契約のあり方を変えた、スポーツエージェンシーの先駆者であるIMG/インターナショナル・マネジメント・グループ の最初のクライアントだった)。今でこそ時計の契約を取ることこそ、若いゴルファーの通過儀礼になっているのだが、それはアーニーから始まったことなのである。

アーノルド・パーマー
彼は長年にわたり、いくつかのロレックスの腕時計を身につけていることを確認できる。グリーンベイ・パッカーズのクォーターバックであるバート・スター(Bart Starr)、リチャード・ニクソン(Richard Nixon)大統領、野球選手のアル・ケーライン(Al Kaline)とともに写っている、1969年に撮影されたこちらの写真をご覧いただきたい。彼は手首に、ゴールドのデイデイトをつけている。現代の時計のエンドースメント契約の道を切り開いた人物としては悪くない顔つきだ。

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これはロレックス1000万個目のクロノメーターを記念して、

ロレックスはユニークな時計をつくらない。少なくとも、その存在を我々が耳にすることはない。ただし、4月22日にモナコ・レジェンドで開催されるオークションに出品される、このプラチナ製ヨットマスターは、その点において極めて例外的なものだ。これは1992年に、父のアンドレからCEOを引き継いだロレックス前CEOのパトリック・ハイニガー(Patrick Heiniger)氏が依頼した、この世でただひとつのプロトタイプヨットマスターだ。

文字盤に“Dix Millionieme Chronometre”という表記があるように、ロレックススーパーコピー時計代引き1000万個目となるクロノメーター認定ムーブメントの製造を記念して、ハイニガー氏はこの時計をオーダーした。プラチナ製のケースとブレスレット、フリップロック式のクラスプに加え、ユニークなグレーの文字盤にはブルーサファイアとダイヤモンドをセット。全体としてのパッケージが素晴らしく、最高に豪華で華麗なのだ。ロレックスは、1992年にサブマリーナーに代わる高級モデルとしてヨットマスターコレクションを発表。サブは海を潜るダイバー向けのもの、ヨットマスターは海辺のクルージングをする人向けのもので、なかでもこのプロトタイプはヨットマスターのなかで最もヨットマスターらしいといえるだろう。

ロレックスは創業以来、精度とクロノメーターの製造を自社のアイデンティティとマーケティングの核に据えてきた。またチャーチルやアイゼンハワーといった歴史上の人物に記念すべき(例えば5万本目、10万本目のように)クロノメーターロレックスも贈っている。しかし1000万本目には、プラチナのヨットマスターをぶつけたのだ。

つまりロレックスが最もロレックスらしい記念日で祝杯をあげようとしたとき、これに似たような方法をとったのだ。この時計は一般向けではなく、ハイニガー自身に向けてつくられたのである。2010年、それは祝うに値する結果だったと旧友のジョー・トンプソン(Joe Thompson)氏が報告しているように、ロレックスは2000年から2010年にかけて700万本のクロノメーターモデルを製造し、それと同時期に230万本を突破したオメガを圧倒したという。

モナコ・レジェンド・グループのダビデ・パルメジャーニ(Davide Parmegiani)氏によると、ハイニガー氏が1992年にイエローゴールドの新型ヨットマスターを発表したその日、彼の腕にはこのプラチナのプロトタイプが装着されていたそうだ。ハイニガー氏は2008年までCEOを務め、在任中に発表した唯一の新モデルが、このヨットマスターだった。1960年にハンス・ウィルスドルフが亡くなり、南米ロレックスを経営していた父親がCEOの座を引き継いだ(ウィルスドルフの死後、2年間はこの席が空いたままだった)あと、ハイニガー氏はロレックスのトップの座に就いた3人目の人物だった。

 モナコ・レジェンド・グループはこの時計の見積額を100万ユーロから200万ユーロ(日本円で約1億4675万円から、約2億9345万円)とした。ハイニガー家の末裔といわれる委託者に、この低い見積額を保証している。

ヨットマスターは本当に“コレクターズアイテム”なのか?
unique platinum rolex yacht-master
ハイニガー氏が証明するプラチナ製ロレックスが発見されたのは、この数年でこれが初めてではない。そして、それらの過去の時計はすでに記録を更新していて、現代のロレックスがオークションで達成できることの基準となっている。

 90年代後半、ハイニガー氏はプラチナのデイトナコレクションも依頼していて、4本がつくられ、そのうちの1本をハイニガー氏が自分用に保管していたと見られている。過去5年間に残りの3本がオークションで落札されているが、すべてリファレンスナンバーは16516で、それぞれがユニークな文字盤を備えていた。2018年、最初に登場したのは、プラチナ製のデイトナにブラックマザー・オブ・パールの文字盤を組み合わせたモデルだった。それはサザビーズで約87万2000ドル(当時の相場で約9630万円)で落札された。次いで2020年、ラピスラズリ文字盤の16516が、3.27万ドル(当時の相場で約3億4925万円)で落札された。これは自動巻きのデイトナに限ってではなく、現代のロレックスのオークションでの最高記録を樹立したのである。これに続くのが、2021年に314万ドル(当時の相場で約3億4465万円)で落札された3例目のターコイズ“ステラ(Stella)”、16516である。

platinum heiniger rolex daytona unique
ハイニガー氏が依頼したユニークなプラチナ製デイトナ。どちらも過去3年のあいだにサザビーズで300万ドル(約3憶万円)以上の価格で落札されている。

 しかし、このヨットマスターはそれらとは違う、完璧なるユニークピースだ。それにプラチナ製のフルブレスレットも付属している。そして特別なデイトナのうち、少なくとも数本は贈答品だったが、このヨットマスターはハイニガー氏が自身のために依頼したものだった。

「これぞまさにプロトタイプです」と、Loupe ThisとThe Keystoneのジャスティン・グルーエンベルグ(Justin Gruenberg)氏は言う。「あのデイトナとは違い、続けて生産されてきたものではないため、シリアルナンバーもモデルナンバーも記載されていないのです」。パルメジャーニ氏が説明してくれたように、ロレックスがプラチナ製のプロフェッショナルシリーズをつくるのは何年も先のことだ。プラチナのデイトナは、2013年にカタログに掲載されたばかりなのだから。

 デイトナは独自の伝説を築いているが、ヨットマスターは現代の基準において、少なくともまだ“コレクターズアイテム”とはいえない。好きか嫌いか、そのどちらかだろう。しかも特にヴィンテージコレクターのあいだでは、ヨットマスターを愛する人よりも嫌う人のほうが大多数だ。

unique platinum rolex yacht-master
「初代エクスプローラーII の1655やミルガウスなど、比較的人気のないモデルもそうですが、スタイルが進化するに伴い、ある時期から今以上にヨットマスターが評価されるようになるかもしれませんね」とグルーエンベルグ氏。

 一方でこのヨットマスターについて、すでに一部の人がすでに好意的な意見を持っているようだ。

 ディーラーであるゾーイ・アベルソン(Zoe Abelson)氏は、「このモデルは、今日のトレンドである“静かな贅沢 ”を体現しています。フルプラチナケースのクラシックなスポーティデザインと、ダイヤモンドをさりげなく見せるシルバーダイヤルが特徴です」と語る。プラチナのヨットマスターは現代ロレックスの最高峰かもしれないが、ダイヤモンドとサファイアのインデックスを備えているために、そう主張しているわけではない。確かに数は多いが、プラチナのロレックスにサファイアとダイヤモンドをあしらった比較的控えなデザインなのだ。

 その美的感覚が好き嫌いが分かれるところだが(あるいは好きだからこそ)、このヨットマスターはあのラピスラズリのデイトナが打ち立てたモダンロレックスの記録(327万ドル)を超えるはずだというのが、私が話を聞いたほとんどの人の意見だった。1990年代が過ぎ去り、ヴィンテージ、あるいはネオ・ヴィンテージと呼ばれるようになるにつれ、この時代のロレックスに興味を持つコレクターが増え、この時代の最もコレクターの多い時計がわかってきた。希少性という点ではこのモデル自体がまだ少し変わった存在であったとしても、ユニークなヨットマスターに勝るものはない。

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 いや、ポール・ニューマンのポール・ニューマンでもなく、バオダイでもなく、マーロン・ブランドのGMTマスターでもないため、時計愛好家以外からの入札者を呼び込むこともできないかもしれない。パルメジャーニ氏は、もし大規模なオークションがこのヨットマスターを国際的なロードショーで紹介することができたなら、もっと大きな結果を得ることができたかもしれないと私たちに語っている。しかし彼は賢いコレクターが注目し、1点もののヨットマスターの価値を理解してくれると確信している。

 4桁のヴィンテージロレックスなら、1992年のヨットマスターにはない魅力があるが、このプラチナ製ヨットマスターは、ロレックスにとって歴史的に重要な、唯一無二のロレックスを購入できる初めての機会なのだ。その価値は大きく、オークション開催日には記録的な結果をもたらすかもしれない。

 ロレックスが大きくなり、時計界の注目を集め続けるにつれて、ロレックスにまつわる神話もまた大きくなっていく。それに伴い、このような時計はより興味深いものになる。ロレックスの時計は、たとえ一般に公開されることを意図していなかったとしても、ロレックスが重要な時計として作ったという理由だけで重要な時計なのだ。

HBOのヒットシリーズが今夜で終わる。スクリーンに映し出される時計の舞台裏を紹介しよう。

HBO(ホーム・ボックス・オフィス)の大ヒットシリーズ 、『メディア王 〜華麗なる一族〜(原題:Succession)』のパイロット版で、未来の義理の息子であるトム・ワムスガンズ(Tom Wambsgans)が家長のローガン・ロイ(Logan Roy)にパテック フィリップを贈るエピソードを放映して以来、時計がたびたび登場するようになった(“信じられないほど正確だ。それを見るたびに自分がどれだけお金持ちなのかがわかる”。ロイの作中での冗談)。それ以来、このドラマのファッションはそれ自体がトレンドとなり、“静かなラグジュアリー(quiet luxury)”や“知る人ぞ知る贅沢(stealth wealth)”といった、独特の目を引くフレーズを世間に浸透させた。メディア王 〜華麗なる一族〜の象徴的なルックスやファッションは、たとえ手首につけるものであったとしても、キャラクターが身につけるものひとつひとつに、多大な配慮と努力を注ぎ込むことで実現したのだ。

ダニーは番組のプロップマスターと協力して、各キャラクターの個性に関する数ページの資料を用意。そのうえで彼らの候補となるウォッチリストを提供した。
GQは、なぜ今シーズンでロレックスのモダンな“ペプシ”GMTマスターIIをいとこのグレッグ(Greg)の腕に装着したのか、経緯も含めてその全プロセスをダニーに尋ねた。

 「彼らは彼のためにロレックスを欲しがっていた」と、ミルトンはGQのカム・ウルフ(Cam Wolf)氏に語った。ドラマの視聴者は、グレッグがすでにロレックスのサブマリーナーを所有していて、ケンダル(Kendall)から腕時計をアップグレードするように圧力をかけられたあと、ディーラーに過剰に支払っていたことを知っている。「だから彼の性格が、現代のロレックスにはまっているような気がした」とミルトン。「私の頭のなかですぐにジュビリーブレスレットのペプシGMTが浮かんだだけだ」と続けて話す。またミルトンはセラミック製のデイトナも提案したが、ドラマチームはGMTがいいと即座に判断した。「それが彼の欲しいものだから、できるだけ早く送ってくれと言われたのを覚えている」(ミルトンは“ハリウッドはすべてが非常に流動的で、すべてが土壇場だ。だからそれは消防訓練のようなものなんだ”と付け加えた)。

もちろん、この番組は時計であふれている。広報でありおべっか使いのヒューゴ(Hugo)はパネライをつけているし、ローマン・ロイ(Roman Roy)はロレックスとIWCの時計を切り替えて使っている。またケンダル・ロイはシーズン4の半分以上でリシャール・ミルのRM67を着用し、そしてシヴ・ロイ(Shiv Roy)はカルティエをよくつけていたが、彼女の夫がサントスをオーデマ ピゲ ロイヤル オーク クロノグラフと交換するまでそれは共通の習慣だった。
ダニーはGQ誌の取材に応じ、またメディア王 〜華麗なる一族〜のために選んだほかの時計(広報のヒューゴのパネライや同僚のカロリーナのヴィンテージ ヴァシュロン・コンスタンタンなど)について、“The Hollywood Reporter”で詳しく語っている。また彼は、ここで取り上げた映画『Confess, Fletch』のために、ヴィンテージ ロレックス 1680 サブマリーナーを調達したことがすべての始まりだったことも話している。さらに『セックス・アンド・ザ・シティ』のリブート版である『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』のシーズン2のために、彼が調達に協力した腕時計をこっそり紹介したほか、映画に登場する彼のお気に入りの腕時計や、いくつかの正体不明な有名映画の腕時計についても話していた。
どの時計をキャラクターにつけるかを決めるのに、ダニーがどのようにドラマチームを助けたかについて、その舞台裏の全貌については、GQの“How Succession Sourced the Perfect Watches for Its Absurdly Rich Characters(サクセッションは、とてつもない金持ちの登場人物にぴったりの腕時計をいかにして調達したか)”と、そしてThe Hollywood Reporterの“Why Kendall Is Wearing a Flashy Richard Mille Watch and Cousin Greg Rocks a Rolex “Pepsi” GMT(ケンダルが派手なリシャール・ミルを、いとこのグレッグがロレックス “ペプシ” GMTを身につけている理由)”を見てほしい。

ホイヤー スキッパー Ref.7764の画像と情報をご紹介。

ホイヤーのスキッパーは常に我々の心をとらえて離さないが、先日タグ・ホイヤーが最新作を発表したことでさらに注目度が高まった。限定のカレラスキッパー For HODINKEEと同様、タグ・ホイヤーの最新スキッパーはカレラケースの“スキッパレラ”からヒントを得ている。スキッパーは間違いなくホイヤーの歴史のなかで最も認知度の高いモデルのひとつだが、その特徴はアクアブルーとオレンジのアクセントだけではない。

OnTheDash.comのジェフ・スタイン氏が執筆したRef.7754 スキッパレラの“In-Depth”記事のなかで、知識欲旺盛で親切な彼は初代スキッパーが誕生した時代について詳しく説明している。時は1960 年代。当時はレクリエーションドラッグとロックンロールの時代だった。カレラケースのスキッパーは、ひと目見ただけで明らかにこの時代のフィーリングを反映している。時計のデザイン、特にスイスの時計デザインがこのような文化的な潮流に屈することは非常にまれで、それがスキッパレラのユニークさの一因となっている。

自由な恋愛や鮮やかな色彩とともに、60年代のスイス時計産業にはより深刻な側面もあった。技術革新、生産技術の向上、そしてデザインによって初めてプロフェッショナルやレクリエーション目的の冒険家たちが手に取りやすい価格で耐久性に優れた腕時計を製造し、販売することが可能になったのだ。当時は“スポーツウォッチ”とは呼ばれていなかったが、1960年代にはダイビング用のサブマリーナ、ドライビング用のスピードマスター(当初は)、フライト用のGMTマスターなど、現在では特定の目的のためにデザインされたことがわかっている伝説的なモデルが誕生し、爆発的な人気を博した。1960年代に定着した世代のスポーツウォッチは、今日私たちが“日常的な”時計として考えるものの多くを形作っている。私はビッグブランドの名を挙げたが、アクアスター、ゾディアック、ニバダ・グレンヒェン、そしてもちろんホイヤーといったブランドに至るまで、このトレンドは時計界の隅々にまで浸透していた。
スキッパーの話に戻ると、ホイヤーの最初のふたつのモデルは製作された時代の自由な精神と本格的なスポーツウォッチのデザイントレンドの完璧な縮図となっている。どちらも1年間しか製造されなかったが、1968年のスキッパレラはレクリエーションドラッグの楽しさを、1969年の7764は真面目なスイスの実用性を表現している。ロレックスでいえば、エキゾチックな“ポール・ニューマン”のトリコロールダイヤルや、スキッパーと同じ数年だけ製造されたRef.6239のブラックダイヤルの優れた視認性と似ていなくもない。
ホイヤーが本格的にターゲットとする市場の一角を見つけた証拠として、初代スキッパーから我々の7764へのカラーパレットの変化を見る必要はないだろう。スキッパレラは1967年のアメリカズカップで優勝したチーム・イントレピッドからインスピレーションを得ているが、7764では赤、白、青という、より標準的なヨットクロノグラフの配色に戻されている。この単純化された配色はイエマやギャレットなど、当時のほかのヨットウォッチにも採用されている。スキッパレラはカレラに斬新で派手な文字盤を追加したもので、7764はホイヤーがこの新しい市場で勝負しようとした本格的な試みである。

端的に言うと、ホイヤーはこの時期、世界で最もスポーツに特化したツール志向のクロノグラフメーカーだった。スキッパーはそのヨットクロノグラフのオプションとして機能し、7764はスキッパレラの風変わりなフィーリングを受け継ぎながら、より本格的で堅牢な時計へと進化させた。アウターベゼルを備えた大型の40mmオータヴィアケースに変更したことで操作性が向上し、3時位置の特大レガッタレジスターにより文字盤の面積が広くなっただけでなく、ケース構造もカレラより優れていた。エルヴィン・ピケレス社(EPSA)が供給する7764のコンプレッサーケースは、スクリューバックケースのカレラよりも防水性が高い。コンプレッサーテクノロジーではケース外側の水圧が高まるにつれてガスケットがさらに圧縮される仕組みになっており、ケースは(水深が)深ければ深まるほど防水性が高まる。
スキッパレラも7764も、それぞれ約200の狭いケースシリアル番号の範囲に見られる。この範囲のすべてのケースがスキッパーであったかどうかはわからないが、おおよそホイヤーは最初のふたつのスキッパーを同程度生産していたようだ。しかし市場で知られているスキッパレラが1モデルであるのに対して、7764は2モデル存在する。その上、7764の文字盤コンディションは概してずっとよくなっている。私はこれはEPSAとコンプレッサーケースのおかげであると考えている。スキッパーの購入者が明確な選択をし、しばしばその時計が作られた目的のために使用されたことを考えると、これらの時計は水辺で頻繁に使用されていたはずだ。Ref.7764は船上での(過酷な)使用にも耐えた。この時計の文字盤はその好例で、夜光部分には自然に経年変化したパティーナが見られ、ほぼ完璧だ。

私も同じことをしているのは明らかだが、この最初のふたつのスキッパーを常に比較することは7764の人気とコレクション性を明らかに後退させている。このふたつのモデルは同時期に製造され、文字盤のモデル名も同じだが、1960年代の時計デザインにおけるふたつの異なるトレンドを反映したまったく異なる時計なのだ。つまりセカンドスキッパーは、スキッパレラのような10万ドル近い時計であるべきなのだろうか? いや、しかしもう1度見直して価値はある。

レジェップ・レジェピ、クロノメーター アンチマグネティックを発表。

高い評価を受ける独立時計師が、今年のチャリティオークションに向けて、……そしておそらくその先に向けて、SSケースに鮮烈な新ムーブメントを搭載した。
クロノメーター アンチマグネティックはステンレススティール(SS)製で、アクリヴィア(Akrivia)が開発した手仕上げの新ムーブメントを搭載しており、ファラデーケージ(外部の電界を遮蔽する容器)で保護されている。ミッドセンチュリーに見られた耐磁時計へのオマージュでありながら、独立時計製造、とりわけレジェピの魅力である現代的なタッチをすべて備えている。

レジェピは1950年代に流行したサイエンティフィックな耐磁時計にインスピレーションを得た。例えば、ロレックスのミルガウス、IWCのインヂュニア、ジャガー・ルクルトのジオフィジック、パテック フィリップのRef.3417 アマグネティックなどである。科学者や探検家が新発見をするような場所(地球の極地や原子力発電所など)は磁場が強いことが多く、そのような磁場に影響されずに時を刻み続けるツールウォッチが必要とされたのだ。

ダイヤルは明らかに40年代と50年代にインスパイアされているが、その仕上がりはレジェピらしく現代的だ。
 

現在のほとんどの時計とは異なり、これらのムーブメントの素材は磁気を帯びやすかったため、磁場からムーブメントを保護するためにファラデーケージが使用されることが多かった。アクリヴィアは、ジュネーブの著名なケース職人であるジャン-ピエール・ハグマン(Jean-Pierre Hagmann)氏と再び協力し、本モデルでそれを再現したのだ。彼はパテックからブランパンまでありとあらゆるケースの製造に携わったたのち、2019年に引退を表明し、レジェップ・レジェピ クロノメーター コンテンポラン II(Chronomètre Contemporain II)のケース、そして言うまでもなくOnly Watch 2019版CCI(クロノメーター コンテンポラン I)のケースを製造した人物である。
 ハグマン氏には珍しくケースはSS製で、ムーブメントリング、ケースバック、そしてダイヤルプレートが一体となり、ムーブメントを磁気から守るファラデーケージを形成している。さらにうれしいことに、レジェップ・レジェピの時計がSS製ケースを採用するのは、2019年にかつてバーゼル・ワールドとして知られた展示会(安らかに眠れ)でレジェピ氏自身がCCIのSS製プロトタイプを着用しているのを目撃して以来である。

 外側のねじ込み式ケースバックを(ケースバックに刻印された稲妻がロックする特別なキーで)外すとサファイアケースバックが現れ、ムーブメントの仕上げを見ることができる。ケースには全部で30個のパーツが使用されており、ステップベゼルの採用や、ポリッシュとサテンが混在する仕上げなど、ハグマン氏のケースに期待されるディテールがふんだんに盛り込まれている。ラグのポリッシュ仕上げの面取りを見て、私は初めてエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)の曲を聴いたときのことを思い出した。繊細でオールドスクールなディテールが見事に表現されている。マルチステップベゼルもCCIIのすっきりとした外観と比べると際立って見えるが、写真よりも実物のほうがより繊細に見えるかもしれない。私が気に入っているディテールのひとつ、ラグ裏の“JHP”刻印にも最後に言及しておこう。
 レジェピはもっともエキサイティングな若手独立時計時計師のひとりだ。ゆえに、ムーブメントについても詳しく見てみたい。クロノメーター アンチマグネティックに搭載されたものは、単なるCCIやCCIIの耐磁仕様ではない。そう、アクリヴィアの工房はOnly Watch 2023のために新しいムーブメントを開発し、レジェピ作品の特徴である完璧なシンメトリーと仕上げを完成させたのだ。

外側のねじ込み式ケースバックをはずすと、サファイアケースバックが現れ、ムーブメントの仕上げを見ることができる。
 ムーブメントの中央にテンプがあり、センターセコンドの針を動かす輪列が収められている。また、CCIおよびIIと同じくゼロリセット機能を備えており、リューズを引き抜くと秒針はセンターセコンドを駆動する歯車の真上にあるハート型のカムによって、瞬時に12時位置に戻る(このメカニズムはクロノグラフのリセットとよく似ている)。しかし、クロノメーター アンチマグネティックでは、テンプの停止と秒針のリセットを1度に行う“オール・オア・ナッシング”システムを採用することで、アクリヴィアによるこれまでのリセット機構の改良を図った。リューズを引くとハンマーが作動し、ハート型のカムを押して秒針を12時位置にリセットするのだ。リューズを押し込むとクラッチレバーが戻り、再びテンプが動き始める。アクリヴィアによるとこのシステムによって、リューズを押し戻すと瞬時に秒針が動き出し、正確な時刻合わせと同期が可能になるのだという。
 ムーブメントの素材も注目に値する。レジェピでは初めてのことだが、一般的なムーブメントパーツである高炭素鋼の代わりに、すべての鋼鉄製パーツにSSを使用した。合金であるSSにはクロムが含まれるため、酸化や腐食に強くなっている。こうした特性は仕上げの難易度を高める要因にもなるが、アクリヴィアによれば、クロノメーター アンチマグネティックはほかのレジェップ・レジェピのムーブメントと同レベルに仕上げられているという。まだ実物は見ていないが、センターセコンドホイール用にブラックポリッシュが施されたブリッジはムーブメント全体に伸びており、私の琴線を刺激する。その一方で脱進機にはゴールドのアンクルが採用されている。これは確かに豪奢でもあるが、同時にパテックのようなブランドの初期のアマグネティックが、耐磁性を高めるために脱進機の部品の一部にゴールドを採用していたことを想起させる。
 さらにダイヤルは純銀製で、昔のサイエンティフィックなダイヤルにインスパイアされている。ダイヤルの製造工程でさえヴィンテージウォッチと同様だ。シルバーの下地にエングレービングを施し、ゴールドエナメルを塗ってオーブンで焼成することで色あせしにくいプリントが施されるのだ(これはパテックやほかの高級ブランドがかつて行っていたことであり、多くの硬質エナメルのパテック シグネチャーがダイヤルをクリーニングした後でもシャープに見えるのはこのためである)。最後に、3本の針は金無垢で仕上げられている。

ジュネーブ旧市街にある、レジェップ・レジェピのアトリエにて。Image, Janosch Abel, for Hodinkee Magazine, Vol. 10
ダイヤルのデザインとその完成度はレジェピのすべてを見事に表現しており、同ブランドがおそらくもっとも勢いのあるスイスの新鋭独立時計師であることを物語っている。古いサイエンティフィックな ダイヤルやセクターダイヤルからインスピレーションを得つつも、決してオマージュやコピーには感じられない。極めて現代的なのだ。ダイヤルのエングレービングやエナメル加工など伝統的な時計製造技術を用いながらも、それはすべてコンテンポラリーな感覚を生み出すためのものとなっている。
 仮にパテック フィリップがコレクション性の高いアマグネティック Ref. 3417の現代版を作るとしたら、こんな感じだろう。事実、この相似はかなり根深いものだ。エナメルダイヤルのCCIIはパテック Ref.2526の現代版のようであり、もっとも美しくエレガントな3針時計であることだけを追求したタイムオンリーウォッチだと言える。一方のクロノメーター アンチマグネティックは、より実用的でありながら科学に傾倒した、ちょっと変わった時計だ。昔のサイエンスウォッチのような機能的な役割は果たさないが、クロノメーター アンチマグネティックからはそうした時計が備えていた魅力が今なお感じられる。しかしながら、伝統的な時計作りを現代風にアレンジしたレジェップ・レジェピの時計は独自の価値も有している。

レジェップ・レジェピのCC1とRRCCIIに、スポーティでカジュアルなクロノメーター アンチマグネティックという兄弟機が生まれた。
 多くの小さなウォッチメーカーが、ヴィンテージのパテック フィリップや特に希少なSS製の時計にオマージュを捧げて話題を集めるのは、今やちょっとした成功への近道となっている。レジェピは同じ時代から、しかし決して陳腐には感じさせない方法でインスピレーションを得ることに成功している。
 クロノメーター アンチマグネティックは貴金属製のCCII(納品が始まったばかり)に続くモデルとしてふさわしいものであり、Only Watch 2019のプラチナ製CCIや2021年からのCCIIと同じように、異色かつ格別なものである。これらの時計と並んで、レジェピと成長を続けるアクリヴィア工房の次なる展開を感じさせる。

レジェップ・レジェピのシンプルな3針モデルがSS製ケースになったって? そう、私たちはこの時計に一定の需要があるかもしれないと考えている。
 “マーケット”について簡単に説明しよう。Only Watchはクロノメーター アンチマグネティックに10万~15万スイスフラン(日本円で約1660万~2490万円)の査定額をつけている。2021年、レジェピがOnly Watchのために製作したプラチナ製CCIIは80万スイスフラン(日本円で約1億3255万円)で落札された。今年5月にはフィリップスで初めて一般販売されたCC1に92万4000ドル(日本円で約1億3545万円)という高値がつき、先週はアクリヴィアのAK-06が54万9700ドル(日本円で約8060万円)で落札されたばかりだが、個人間でもっと高額で取引されていただけにこの結果に落胆した人もいたようだ(比較的マイナーなオークションハウスでの落札)。つまりこう言いたいのだ。クロノメーター アンチマグネティックが11月にジュネーブで開催されるオークションに出品された際、どれほどの高値がつくかわからない。また、この時計がいつ量産されるのか、あるいはされる予定なのかについては不明だが、レジェピの過去の実績から考えるに近しいモデルがすぐに製品化され、まあ、いつかは納品されると考えて間違いないだろう。
レジェップ・レジェピ クロノメーター アンチマグネティック for Only Watch。サイズは直径38mmで厚み9.9mm(ラグからラグまでは48mm)、ラグ幅は20mm。SSケースはジャン-ピエール・ハグマン製で、ムーブメントリング、ケースバック、ダイヤルプレートは、ムーブメントを磁気から保護するファラデーケージを形成している。サファイアケースバックとねじ込み式のアウターケースバックがあり、特別にデザインされた鍵を使って取り外すことができる。

手巻きムーブメントはゼロリセットセコンド機能を搭載。ムーブメントにはゴールドのホイールとアンクル、ブレゲヒゲゼンマイ、ジャーマンシルバーのブリッジとプレートを含む239個のパーツが使用されている。シングルバレルで72時間パワーリザーブ。すべての部品は手作業で仕上げられており、アングラージュ(面取り)にブラックポリッシュ、コート・ド・ジュネーブ、手作業による面取りが施された歯車とスポークなど、さまざまな仕上げが施されている。ダイヤルは純銀、針は金無垢。レザーストラップ付き。

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