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2025年12月の記事は以下のとおりです。

Hモーザー「ストリームライナー・パーペチュアルムーン コンセプト メテオライト」~

H.モーザーより、地球と宇宙の出会いから生まれた奇跡のタイムピースの登場です。「ストリームライナー・パーペチュアルムーン コンセプト メテオライト」は、単なる時計を超えています。腕もとに宿るのは、本物の隕石のかけら。それはまるで、空を駆ける月が、その輝きのままにとらえられたかのよう。

腕もとに宿るのは、本物の隕石のかけら。それはまるで、空を駆ける月が、その輝きのままにとらえられたかのよう。無限の宇宙から飛来したタイムピースは、天空と私たちを結びつける、まさに神秘的な架け橋。これは、宇宙から来た本物の隕石を使い、H.モーザーの技術と感性によって、詩のように美しくロマンあふれる時計に昇華させた、ブランド時計コピー Nランク特別なモデルです。

ギベオン隕石は、ナミビアの地にたどり着くまで、何百万年もの時を宇宙で旅してきました。今、その稀有な隕石の素材は、精密にカット、そして理想的な形状へと加工されダイアルへと姿を変えました。 

特別な処理を施し、「ヴィドマンシュテッテン構造」という美しい幾何学模様が浮かび上がらせます。これは鉄とニッケルが織りなす幾何学模様で、自然界だけが生み出せる奇跡であり、人工的に再現することは決してできません。

この結晶が織り成すデザインは宇宙からの真のメッセージであり、一つひとつのダイアルに唯一無二の表情を与えます。ダイアル職人は、まずゴールドの色調で彩り、H.モーザーを象徴するフュメの仕上げを施し、独特な深みと豊かな光の表情を作っています。

H. モーザーは過去に、手巻きムーブメントのパーペチュアル ムーンフェイズを発表していますが、今回のストリームライナー・パーペチュアルムーン コンセプト メテオライトでは、このコンプリケーションを初めて自動巻きムーブメントを採用することで、新たな一歩を踏み出しました。極めて高い精度とシンプルな操作性で、この機構がもつ本来の魅力を一切損なうことなく、その完成度をさらに高めました。

パーペチュアル・ムーンフェイズの精度は驚異的で、1027 年間で、わずか 1 日のずれしか生じません。自社製自動巻きキャリバー HMC 270 のパワーリザーブは 3 日間です。ケース側面の控えめなプッシュボタンにより、ムーンフェイズを優雅かつ詩的な動作で微調整することができます。

40 mm 径のステンレススチール製クッション型ケースと一体型ブレスレットを備えたストリームライナー・パーペチュアルムーン コンセプト メテオライトは、H.モーザーのDNAを忠実に受け継いでいます。生命感あふれる曲線美、ポリッシュとサテン仕上げが描き出す光の陰影、そしてすべてが滑らかに繋がる流麗なフォルム。ゴールデン メテオライト ダイアルは、5N レッドゴールド製の針や月と美しく調和し、ステンレススチール ケースの凛としたトーンに映える温かみのある色彩を生み出しています。さらに、グロボライト® のインサートが繊細な輝きでこの時計を穏やかに照らし出します。

H. モーザーにおいて、ミニマリズムとは「何もないこと」ではなく、「研ぎ澄まされた力強さ」と捉えています。ストリームライナー・パーペチュアルムーン コンセプト メテオライトは、月へと捧げる、極めて奥ゆかしい賛歌なのです。ロゴもインデックスも持たない、何も描かれていないダイアルにこそ、最も大切なものが表現されています。時計職人たちが紡ぐ詩の、最も美しい一節をかたちにしたモデルです。

ストリームライナー・パーペチュアルムーン コンセプト メテオライトは、H.モーザーの伝統に忠実に、時計愛好家のためにデザインされた、高級時計に対する独自の解釈となっています。

H. モーザー:まさに、疑う余地のない H. モーザースタイルの高級時計です。

【技術仕様】
ストリームライナー・パーペチュアルムーン コンセプト メテオライト
リファレンス:6270-1200
予定価格:7,128,000円(税込)
発売:2026年2月頃 入荷予定
[特長]ステンレススチール モデル、ゴールデン メテオライト ダイアル、 一体型ステンレススチール製ブレスレット

ケース:ステンレススチール製、緩やかなドーム型のサファイアガラス
・ケース径:40.0 mm/
・ケース厚:サファイアガラスを除いた厚さ 11.4 mm/サファイアガラスを含む厚さ 13.2 mm
・シースルー ケースバック
・「M」の刻印で装飾されたねじ込み式リュウズ
・12 気圧防水
ダイアル:ゴールデン メテオライト、フュメ仕上げ
・グロボライト® インサート付きのレッドゴールド製時針および分針
・スーパールミノヴァ® を塗布したレッドゴールド製センターセコンド
・ムーンフェイズ表示、レッドゴールド製のムーンフェイズ
ムーブメント:キャリバー HMC 270(自動巻き)
・ムーブメントサイズ:径 32.0 mm(14 1/4 リーニュ)/厚 6.3 mm
・振動数: 21,600 振動/時
・27 石
・ラチェット式両方向自動巻きシステム
・18K レッドゴールド製スケルトン ローター、H.Moser & Cie. ロゴの刻印
・パワーリザーブ:72 時間
・シュトラウマン® ヘアスプリング
・モーザー ダブルストライプで装飾されたアンスラサイト仕上げ
・部分的にスケルトン化されたブリッジ
機能:時針および分針
・超大型ムーンフェイズ表示
・ケース側面のムーンフェイズ調整プッシュボタン
ブレスレット:一体型ステンレススチール製ブレスレット
・モーザーのロゴが刻印された 3 枚のステンレススチール製ブレード付きフォールディング・クラスプ

【お問い合わせ】
株式会社エグゼス
〒100-0013
東京都千代田区霞が関3-2-1霞が関コモンゲート西館32階
TEL.03-6274-6120
FAX.03-6274-6121

[H. MOSER & CIE.(H. モーザー)]
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在約 120 名の従業員を擁し、20 個の自社製キャリバーを開発、年間に 4,000 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーは、Heinrich and Henri Moser 基金の支援を受け、創業一族の歴史を継承し、その記憶を守り続ける活動に積極的に取り組んでいます。Heinrich Moser の子孫によって設立され、現在もなお一族によって運営されている本基金は、家族の歴史を後世に伝えるとともに、歴史的遺産を収集・展示しています。これらは、かつて Heinrich Moser 一族の邸宅であったシャルロッテンフェルス城に設けられた Moser 博物館に収蔵されています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding は H. モーザー、Hautlence、アジェノー社という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。

【Maison Kitsuné】がG-SHOCKスーパーコピー時計とのコラボレーションを発表~

CASIOが展開するアイコニックな時計ブランド「G-SHOCK」とパリを拠点とするライフスタイルブランドMaison Kitsuné がコラボレーションし、技術的な精密さとパリらしい自然体のスタイルを融合させたユニークなコレクションを発表。

スーパーコピー時計本コラボレーションで展開される『GA-2110MK』は、G-SHOCKの精密さと自然体のパリの雰囲気をミックスしたユニークなモデルです。若い世代を中心に人気のG-SHOCK「GA-2100」をベースに、Maison Kitsunéが持つファッション・音楽・カルチャーのバランス感覚に基づいた洗練された美学を掛け合わせています。

パリのオスマン建築から着想したカラーパレットは、ナチュラルでニュートラルなカマイユ調のカラーをベースに、大胆なオレンジのベゼルをアクセントとして配置。パリの夕焼けのあたたかな光を思わせる仕上がりです。


【概要】
Maison Kitsuné x G-SHOCK
メーカー型番:GA-2110MK-5AJR
価格:33,000円(税込)

 

シグネチャーディテールとして、9時位置のインダイアルとバンド付け根にMaison Kitsunéを象徴するFoxエンブレムを配置。さらに、遊環と裏蓋にはブランドロゴを刻印しました。商品と同じカラーパレットを取り入れたスペシャルパッケージと合わせ、洗練されたパリの美学を現代的にアレンジした、クラシックでありながらモダンなG-SHOCKになっています。

このコラボレーションは、両ブランドが共通して大切にするクリエイティビティ、クラフトマンシップ、そしてアーバンなエネルギーを称えるものであり、クラシックでありながら先進的なデザインを通じて、“Paris-meets-Tokyo”のライフスタイルを体現しています。

 

「GA-2110MK-5A」モデルは、12月3日よりMaison Kitsuné直営店および公式オンラインストアにて先行発売、12月5日よりCASIO公式オンラインストア、G-SHOCK STOREなど直営店限定で発売されます。

なお、メゾン キツネ 青山店と大阪店では11月26日(水)より実物商品の先行展示を行います。

 

【公式サイト・SNS】
メゾン キツネ公式オンラインストア
:https://maisonkitsune.com/
公式Instagram メゾン キツネ @maisonkitsune 
日本公式X @kitsune_japan
日本公式LINE @maisonkitsune_jp

 


[MAISON KITSUNÉ]
2002年、Gildas Loaëc(ジルダ・ロアエック)とMasaya Kuroki(黒木理也)によって設立された Kitsuné(キツネ) は、インスピレーションあふれるユニークな “Art de Vivre(アール・ド・ヴィーヴル/暮らしの芸術)” を発信するライフスタイルブランドである。
ファッションブランドの Maison Kitsuné(メゾン キツネ)、ミュージックレーベルの Kitsuné Musique(キツネ ミュージック)、カフェ・ロースタリー・バー・レストランを展開する Café Kitsuné(カフェ キツネ)、バリのライフスタイル施設 Desa Kitsuné Bali(デサ キツネ バリ)、さらにビューティ&ウェルネスライン Kitsuné Bien-Être(キツネ ビアンエートル) まで、多岐にわたる活動を展開している。設立から23年間、パリと東京を拠点とする多面的なブランドは一貫して成長を続け、自然体で国際的な影響力を高めながら、世界中に熱心なファンを獲得してきた。
ファッションハウス Maison Kitsuné は、パリと東京をつなぐ独自の視点から着想を得ており、洗練されたテーラリングや都会的でエレガントな要素を取り入れつつ、遊び心と日常性を兼ね備えたワードローブを提案している。
現在 Maison Kitsuné はパリ、東京、ソウル、北京、バンクーバーなどに 33の直営店舗を構える。コレクションはブランドの公式オンラインストアのほか、43のフランチャイズ店舗および世界中400以上の小売店でも販売されている。

[CASIO]
CASIOの耐衝撃ウォッチG-SHOCKは、開発者伊部氏の「壊れない時計をつくる」という夢から誕生したタフネスの象徴である。200本以上の手作り試作機が製造され、破壊テストを繰り返した末、1983年に初代G-SHOCKが日本のストリートに登場し、以来、“タフネスウォッチ”としての地位を確立している。耐衝撃性・20気圧防水性能を備えたG-SHOCKは、独自の革新的な技術によって、外部からの衝撃を防ぐ設計となっている。発売以来、G-SHOCKは進化を続け、伊部氏の掲げた「絶対にあきらめない」という信念を体現し続けている。

ブランパンスーパーコピー時計は、ミシュランガイド京都・大阪2023で3つ星を獲得している『柏屋』のシェフ

すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ブランパンはミシュランガイドやルレ・エ・シャトーと提携しており、ブランド広報誌『ル・ブラッシュ便り』(Lettres du Brassus)のなかで世界屈指のレストランを紹介したりとキュイジーヌの世界にも関わっています。

僕はブランドから送られてくるこの手のニュースレター(新作時計に関するプレスリリースではない)については基本的にさっと斜め読みすることも多いのですが、今回はふと疑問が浮かびました。「ブランパンはいったいなぜ料理の世界と関わるようになったのだろう? 今もこの関係を強める意味はなんだろうか?」

ブランパンが海洋保護であるオーシャンコミットメントに取り組んでいることは、モダンダイバーズの礎を築いたという同社のヒストリーとの強い結びつきからすぐに理解ができるのですが、オートキュイジーヌ(高級料理)については少し深堀りする必要がありました。

実はブランパンとスターシェフたちの親密な関係は、美食ブームが今ほど大きくなるよりも前に始まりました。遡ること1986年、スイス出身シェフのフレディ・ジラルデ氏がワールド・ベスト・シェフ賞を受賞した際にブランパンから記念として特別なエングレーヴィングが施された時計がブランパンから贈呈されました。それから3年後、フレディ・ジラルデ氏、故ポール・ボキューズ氏、そしてジョエル・ロブション氏が、影響力のあるレストランガイド誌『ゴ・エ・ミヨ』(Gault & Millau)による20世紀最高のシェフを表彰するシェフ・オブ・ザ・センチュリー賞を受賞。その際もブランパンから全員にエングレーヴ入りの時計が贈られています。

ブランパンは、ウォッチメイキングにおける卓越性の追求、専門技術、精密性、情熱がオートキュイジーヌの世界にも通じるものであるとし、そのことが世界のシェフたちをサポートしコラボレーションする理由であると言います。また、そうして関係を築き上げた一流シェフたちを“ブランパンフレンド”として迎え入れ、交流の場を提供するだけでなく、グルメ・フェスティバル・オブ・ジルトといった有名な料理コンテストの公式タイムキーパーを務めるなど時計ブランドらしい関わり方も。友人への称賛の想いを時計というカタチとして贈ったことが今につながっているのです。

柏屋の松尾英明氏。
今回のニュースレターは、そのブランパンフレンドの輪にミシュラン3つ星シェフ、松尾英明氏を迎え入れたというもの。同氏が総料理長を務める柏屋は、2009年にミシュランガイド京都・大阪 2010でふたつ星を獲得し、2010年にはミシュランガイド京都・大阪 2011で3つ星を獲得。以後13年も連続して3つ星を獲得しているのだそう。おそらく読者が最も気になるところは、ブランパンから松尾英明氏にいったいどんな時計が贈られたのかということでしょう。

その答えは、上の写真にもあるようにブラックセラミックケースを備えたフィフティ ファゾムス バチスカーフ フライバック クロノグラフです。火や水の多い腕時計にとって過酷な厨房という環境で、シェフのタイムキーピングを支えるクロノグラフウォッチは納得のいく一本ですね(クロノグラフで計測しないかもしれないし、そもそも料理をする際に身につけないかもしれませんが、腕時計はステートメントピースですから)。また、近年伝統となっているフィフティ ファゾムスの掛け時計も柏屋に贈られたとのこと。

過去、現在までにブランパンフレンドが獲得したミシュランの星の数は100を超え、そのフレンドシップは広がり続けます。


 関連商品:https://www.hicopy.jp/brand-copy-IP-32.html

ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダーは、同社の超薄型時計製造のノウハウとポロコレクションの進化が合わさったモデルである。

まずはごく簡単な歴史の勉強を。1979年にピアジェがポロを発表したとき、それは一部の人々には好まれた。ゴドロンと呼ばれる水平方向の隆起と溝が交互に配されたとの時計は、ブレスレットやベゼルに至るまですべてに同様の加工が施されていた。ケースと文字盤、ブレスレットの完璧な一体化を実現した時計だと、ポロマニアの人々は口にした。

なかにはこの時計を気に入らないという人もいた。 ジェラルド・ジェンタの時計に似ているが、彼が作ったものではない、と。そして、このポロはクォーツ製であった。
その後30年間、ポロには数多くのバリエーションが存在し、それを追いかけるのは少し難しいほどだ。2009年に発表されたピアジェ ポロ 45は、同社がこの時計のために一貫したデザイン戦略を取り戻した瞬間でもあった。 チタン製のケース(ピアジェはそれ以前はイエローゴールド派だった)と自社製ムーブメントを備えていた。ピアジェはその後ポロ 45をコレクションとして展開し、クロノグラフ、永久カレンダー、トゥールビヨンなどを開発。自動巻きCal.880P(厚さ5.6mm)を搭載した、同社初の自社製クロノグラフもそのひとつである。


2016年、ピアジェは再びアップデートしたポロSを発表したが、この時計はステンレススティール製で、クッションケースを採用していた。
ポロの歴史とともに歩んできたのが、ピアジェの超薄型の歴史であり、それはこのメゾンが常に重要視してきた時計製造の分野でもある。1957年には早くも画期的な薄型手巻きムーブメント9Pを作り、1960年にはマイクロローターを採用した世界最薄の自動巻きムーブメントである12Pを発表。2020年、ピアジェはアルティプラノ・アルティメート・コンセプトを発表し、ブルガリに引き継がれるまでの数週間、それは世界最薄の時計となった。

さて、この新作QPは42mm径で厚さ8.65mm。カラーはグリーンのみで、ポロ初期のゴドロンのスタイリングを呼び戻すようなテクスチャーである水平方向の溝が施されている。月、日、曜日は12、3、9時位置に配されたチタン製の枠を持つサブダイヤルで表示される。ムーンフェイズは6時位置だ。
この時計はスティール製のブレスレット仕様で、グリーンのラバーストラップは簡単に追加することが可能だ。防水性は3気圧である。

ムーブメントだが、同社のアイコンである超薄型ムーブメントをベースに、パーペチュアルカレンダーを組み込んだ自動巻き1255Pを搭載している。
このグリーンのポロ パーペチュアルカレンダーは現状、価格未定で9月に発売予定だ。
我々の考え
ピアジェの古い時計は本当に素晴らしい。私は午後中、それらを見たり、読んだりして過ごした。マイケル・B・ジョーダンが古いピアジェを所有しているのを知ったのだが、それは1979年のもので、1980年にパームビーチで行われたワールド・ポロ・カップでウルスラ・アンドレス(Ursula Andress)が着用したような時計であり、当時ピアジェのポロは世界で最もホットな時計となる最中にあった。

私はこの新しい時計をもっと好きになりたいと思っている。私は今回の記事執筆にあたり、その母親に会った感覚があり、彼女は「私の息子に会ってみて」と言うものの、その後、彼はビデオゲームをしているだけで、私と話したがらずに友達より高いスコアを出すのに忙しそうだった。今までもよく言われてきたし、間違いなく最後でもないだろうが、この時計はヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズ・パーペチュアルカレンダー・エクストラフラットやノーチラス 永久カレンダー、ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シンにとてもよく似ているのである。値段は大体半分くらいだと思うが、あのオリジナルのポロを華やかに作ったブランドが、サイズもこれらの高級な薄型ウォッチと大体同じながら防水性が低く、似たような時計出すのは、ちょっとだけ残念な気がしている。

とはいえ、ピアジェの歴史にはかなり興味があるし、本当に素晴らしいいくつかの時計を作ってきたと考えている。この時計を間近で見ることができれば私の評価は大きく向上すると思うし、また、半初心者として、この時計が明らかに競合していくために作られた同じカテゴリーの他の時計と比較する機会があればじっくり触れてみたいと思っている。

基本情報
ブランド: ピアジェ(Piaget)
モデル名: ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダー ウルトラシン(Piaget Polo Perpetual Calendar Ultra-Thin)
型番: G0A48005

 42 mm
厚み: 8.65 mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: エメラルドグリーン
インデックス: スーパールミノバが塗布されたSS製
夜光: 針とインデックスにスーパールミノバ
防水製: 3気圧
ストラップ/ブレスレット: インターチェンジャブルSSブレスとラバーストラップ

ムーブメント情報
キャリバー: 1255P
機能: 永久カレンダー、ムーンフェイズ、時、分
厚み: 4mm
パワーリザーブ: 42時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 25

価格 & 発売情報
価格: 770万円(税込予価)

シチズン 新ムーブメントを搭載したエコ・ドライブ365を発表。

シチズンが文字盤に太陽電池を配置し、光エネルギーによるクォーツムーブメントの駆動を実現したのは1976年のこと。クリストロン ソーラーセルと名付けられた“世界初”の太陽電池充電式アナログウォッチは、今現在シチズンの基幹技術に数えられるエコ・ドライブの原点として知られている。その歴史を紐解くと、開発のきっかけは1973年の第一次オイルショックによる新エネルギーの模索にあったという。また、当時はクォーツ時計が普及し始めてまもないころであったにも関わらず、シチズンでは電池交換の面倒さに加え、最終的に廃棄物となる電池そのものについても問題視していた。ここ数年、時計業界にもサステナブルの波が押し寄せており、各社ストラップにヴィーガンレザーを使用したり、海洋廃棄物を使用した再生素材を取り入れたりと各々の目線で対応を行っているが、シチズンはおよそ半世紀前から一貫した取り組みを続けてきたのだ。モノとして便利であることは大前提に、環境へも配慮を忘れない。まさに、永く、広く市民に愛されるべく生まれたブランドのあるべき姿だ。

 話をいささか広げすぎてしまったが、今回はこれぐらいがちょうどいい。なぜなら、シチズンがこのたび新たに発表した新作エコ・ドライブウォッチは、エコ・ドライブを世界規模でスタンダードなものとするべく設計されたモデルだからだ。

左がBN1015-52E(ブラック)、右がBN1014-55E(シルバー)。
 その名は、エコ・ドライブ365(Eco-Drive 365)。ブラック、シルバーのレギュラーモデル2型と、限定モデル1型の計3型で展開される。モデル名の由来にもなっているCal.E365は、エコ・ドライブが追求してきた低消費電力、長時間駆動を強化したもので、パワーセーブ機能(発電が一定時間行われない状態になると針が止まり、節電状態となる機能)を搭載していないにも関わらず一度のフル充電で約1年365日動き続けることを売りにした新開発のムーブメントだ。ムーブメント自体の直径は27mm、厚みは3.18mmとやや小振りに設計されている。そのCal.E365を納めたSSケースは、面と曲線を組み合わせた特徴的な形状の42.5mm径。12時、6時位置に施されたエッジをなめらかに受けるオリジナルのブレスデザインもユニークで、文字盤に施されたラメの装飾とともに1970〜80年代ごろに見られたレトロフューチャーな空気を放っている。

リューズはケースのフォルムを邪魔しないよう、埋め込まれるようにセットされている。

バックル部分にはレーザー刻印による“CITIZEN”の文字。
 しかし、それもそのはず。今回のシチズン エコ・ドライブ365にはデザインベースとなる1本が存在する。1973年にリリースされたシチズン初のクォーツウォッチ、シチズンクオーツの特別調整品となるシチズンクオーツE・F・Aだ。

1973年に発売されたシチズンクオーツE・F・A。
 ケースの上部、下部に3カ所ずつ山型のエッジが設けられたアイコニックなデザインを特徴としており、オリジナルの文字盤には紫金石を使用していた。紫金石とは、溶かしたガラスのなかに亜酸化銅の粉末を混ぜ込んで作った人工の砂金石のこと。今作で用いられたラメは、この紫金石に含まれる銅成分を表現したものだろう。その文字盤も光発電の搭載を受けてポリカーボネイトになるなどの変更は見られるが、見返しリング部にあしらわれた立体的なメタルインデックスなど、ディテールは忠実に再現されている。だが、エコ・ドライブ365はシチズンクオーツE・F・Aの復刻モデルとしては位置付けられていない。その誕生からちょうど半世紀。クォーツモデルからエコ・ドライブへ、その意匠を借りつつシンプルに進化を果たした姿だ。
 また、限定モデル(BN1010-05E)のダイヤル上4カ所に施されたルビーには、人工のラボ・グロウンルビーを採用。ルビーのなかでも貴重とされるピジョン・ブラッドを思わせる色味と高い透明感が特徴で、ゴールドの見返しリングと合わせて本作をオリジナルにグッと近づけている。加えて、ストラップのレザーにはLWG(LEATHER WORKING GROUP)認証を受けたものを使用。LWG認証のレザー自体は以前から取り入れていたが、2023年4月からはシチズンも同団体に加盟し、積極的なサポートを行っていく。

BN1010-05E 世界限定1200本。

3時、6時、9時、12時にラボグロウン・ルビーがセットされている。
 限定モデルを含むエコ・ドライブ365の3型は、いずれも2023年秋冬の発売を予定。ブラックモデルが6万3800円(税込)、シルバーのモデルが5万8300円(税込)、限定モデルが11万円(税込)という価格設定になっている。

ファースト・インプレッション
ここまでの話を踏まえて、ふと疑問が湧き上がる。新型ムーブメントの恩恵を活かし、エコ・ドライブの普及を目的とするなら、もっと小型&ミニマルなデザインにすることもできたのではないか。例えば、アナログ式光発電時計として2021年に世界最薄を記録した、エコ・ドライブ ワンのような方向性のアプローチもできたはずだ(もちろん、Cal.E365の厚みからそこまで薄くはできないが)。だが、エコ・ドライブ365の目的はシチズンの技術力を時計愛好家に向けて改めて主張することではない。これまでエコ・ドライブを手に取ったことがない層に、光発電の便利さとサステナブル性を理解してもらうことこそが今作の狙いだ。

 そういった意味では、ここ数年におけるトレンドのひとつ、70年代デザインの採用には確かな意図が感じられる。同じく1973年生まれの名品、“ツノクロノ”が2021年に復刻された際には、シチズンファンに限らずファッション的に時計を楽しむカジュアル層も広く取り込んでいた。さらに今回は、レギュラーモデルにおいてはモダンなブラック&シルバーカラーを採用することで、特殊なケース形状を飲み込みやすくしている。加えて、価格設定も巧みだ。レギュラー2型は日本円で税込5万円前後に抑えられており、1回の充電で365日稼働する、という売り文句と合わせて、キャッチーで手に取りやすいモデルになっている。

 なお、実は、パワーセーブ機能に頼らずに1年以上の稼働をうたっているモデルはシチズンでも限られている。例を挙げるとエコ・ドライブ ワンやプロマスターの上位機種が該当しており、新キャリバーE365は数値のうえではこれらの高級機と並ぶことになる。だがもちろん、プロマスターのように多機能ではないし、エコ・ドライブ ワンのムーブメントほど薄くもない。搭載する機能を絞り、充電効率を上げつつも十分な蓄電量を確保できる厚みを持たせる。このように効率を重視したムーブメント開発の結果、エコ・ドライブ365は上記のスペックとプライスを両立することができたのだ。

42.5mmとケース径はやや大振りだが、ラグレスのデザインにより無理なくフィットする。

 ケースはデザインを際立たせるラグレス仕様で、42.5mmというケース径に対し非常に腕馴染みがよくなっている点も見逃せない。手首の上への収まりのよさは、上の写真を見てのとおりだ。また、レギュラー2型についてはマットなサテン仕上げの採用により、着こなしにも悪目立ちせず取り入れることができる。
 もちろん、あなたが熱心な時計愛好家で、エコ・ドライブ365にノスタルジックな魅力を求めるなら、オリジナルに忠実なBN1010-05E(限定モデル)という選択肢もある。シチズン初のクォーツウォッチの流れをデザインで最も色濃く受け継いでいるのは、前述のとおり間違いなくこの1本だ。

 僕は今回のエコ・ドライブ365について好意的に捉えている。貴重なアーカイブピースを踏襲した70年代デザインに、効率的かつパワフルな新型ムーブメントを搭載しつつ、デイリーユースの1本として幅広い層が手に取れるプライスにまとめた点は高く評価したい。

 そのうえで気になるのが、シチズンによる“次の一手”だ。今作はシチズンにとって紫金石……、ではなく“試金石”的なモデルであると僕は考える。クリーンエネルギーに対しての理解が一般層にも広がっている海外で、エコ・ドライブという機構がどのように受け取られるのか。その問いかけとなるのがエコ・ドライブ365というモデルであり、それに対するアンサーは今後のシチズンのグローバル展開にも少なからず影響を与えるはずである。

 ……と、熱く語ってしまったが、まずは秋冬発売予定のエコ・ドライブ365を純粋に楽しみにしていて欲しい。ここまで語ってきたとおり、ユニークで、単純に実用的な時計なのだから。

基本情報
ブランド: シチズン(Citizen)
モデル名: エコ・ドライブ365(Eco-Drive365)
型番: BN1015-52E(ブラック)、BN1014-55E(シルバー)、BN1010-05E(限定モデル、レザーストラップ)
直径: 42.5mm
厚さ: 11.1mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブラック、ラメ
インデックス: 見返しリング上にメタルインデックス(ブラック、シルバー)、限定モデルはラボグロウン・ルビーを使用
夜光: なし
防水性能: 10気圧
ストラップ/ブレスレット: SS(ブラック、シルバー)、LWG認証タンナーによるレザーストラップ(限定モデル)

ムーブメント情報
キャリバー: E365
機能: 時・分表示、センターセコンド、デイト表示、エコ・ドライブ
直径: 27mm
厚み: 3.18mm
パワーリザーブ: フル充電時約1年可動

価格 & 発売時期
価格: ブラック6万3800円、シルバー5万8300円、限定モデル11万円(すべて税込)

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